技術情報

低温室が供給する液体窒素や液体ヘリウムなどの実験用寒剤は非常に有用で重要な資材ですが、 これらは極低温液化ガスなので取扱には常に危険を伴います。 また高圧ガスとして法的な規制や学内ルールを遵守する必要があります。 低温部門では寒剤を利用するにあたり必要な安全上必要な講習会や技術情報の提供、 機材の貸し出し、法的規制に関する対応などの支援を提供しています。

高圧ガス保安講習会について

高圧ガス保安法と本学の高圧ガス製造施設危害予防規程により、高圧ガスを利用する従業者(低温寒剤の利用者の他、高圧ガスのみの利用者も含む)は高圧ガス保安教育を毎年受講して記録を残す必要があります。
本学の高圧ガス保安講習会はWebClassに通年で開設するオンデマンド教材にて提供しています。
過去に実施していた対面形式による保安講習会は、今後希望があった場合、または部門独自の企画として実施することがあります。開催の際にはこちらのWebサイトにて周知します。
日    時
講 習 情 報
  • 未定

    未定

本学のLMS(WebClass)に通年開設しています。WebClassにログインした上で以下のリンクからアクセスして受講してください。コンテンツは毎年度更新します。必ず毎年受講してください。

受講申込リンク先:
https://webclass.cdel.uec.ac.jp/webclass/login.php?group_id=230327200045682921momi&auth_mode=SHIB

高圧ガス製造施設危害予防規程について

本学は低温部門が運用するヘリウム液化システムなどで高圧ガスの製造を行っており、法的には許可を受けた高圧ガス製造者「第一種製造者」です。第一種製造者の責務として高圧ガス災害を防ぐために危害予防規程を設けて遵守する義務、高圧ガス保安組織を設置、従業者に対する保安教育の実施などが定められています。
本学では全学的な安全管理部局の環境安全衛生管理センターにて高圧ガス含めた全学的な安全管理を行っています。全学を対象とした電気通信大学高圧ガス製造施設危害予防規程と保安教育計画が定められており、従業者はこれらを遵守する必要があります。

環境安全衛生センター高圧ガス管理部門
https://www.uec.ac.jp/facilities/etc/safetymanagement/kouatugasu.html

電気通信大学高圧ガス製造施設危害予防規程
https://www.uec.ac.jp/about/basicinfo/rule/pdf/2021B048.pdf

高圧ガス保安教育計画
https://www.uec.ac.jp/facilities/etc/safetymanagement/pdf/security_education_plan.pdf

高圧ガス製造における基準類

高圧ガス製造施設を安全に運用するため、低温室では各種基準や内規類を設けてこれらを遵守しています。

共用機器類の貸し出し

ヘリウム回収ガスの漏れを検出するヘリウムガス検知器、低温機器や真空機器の漏れを検査する 真空リークディテクタなどをお貸しできます。必要な方はスタッフにお声かけください。
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