寒剤利用案内

液体窒素や液体ヘリウムの利用を希望される方は以下のご利用案内をご確認ください。 技術的に不安がある方には安全に寒剤利用が行えるように個別に支援を行いますので、 遠慮なくスタッフに声をかけてください。

液体窒素利用について

ご利用案内
  • step 1
    高圧ガス保安教育として、毎年必ず高圧ガス保安講習会を受講して寒剤利用者登録してください。
    高圧ガス保安講習会は通年で設置されたWebClassのコンテンツを利用できます。
  • step 2
    初めて使用する場合は液体窒素容器の登録作業を行います。事前に打ち合わせいただき、
    供給所に空の液体窒素容器をお持ちください。その場で登録します。
    (西地区での利用、東でも小さな液体窒素容器であれば登録は不要です。個別にご確認ください)
  • step 3
    供給作業は利用者自身に行っていただきます。保安に注意して作業を行ってください。
    初心者には個別に現場で供給方法を指導しますので事前にお知らせ下さい。
  • step 4
    四半期ごとに利用料を集計し、利用者負担金の支払手続きを行います。
現在、学外の方を対象とした液体窒素の供給は行っておりません。教育機関などで利用を希望される方、
技術的な支援をご要望の方は個別にお問い合わせ下さい。

液体窒素供給所は東地区と西地区に設置しています。地区を超えての液体窒素容器移動はお控えください。
それぞれの供給所の詳細な利用方法は高圧ガス保安講習会にて案内しています。
またお求めに応じて現場で個別に利用講習を実施しますので、希望者はお知らせ下さい。

液体ヘリウム利用について

液体ヘリウムの利用では、蒸発ガスの全量をヘリウム液化システムに戻していただく必要があります。 そのため実験室でのガス回収設備の用意、ガスメーターの設置、液体ヘリウム容器の準備など、 事前に相談して準備を行う必要があります。初めて液体ヘリウム利用を計画される方は時間的余裕を 持ってスタッフにご相談下さい。特に液体ヘリウム容器は設備との技術的な整合が必要なので、 発注する前に必ず仕様の事前確認を受けて下さい。

ご利用案内
  • step 1
    高圧ガス保安教育として、毎年必ず高圧ガス保安講習会を受講して寒剤利用者登録してください。
    高圧ガス保安講習会は通年で設置されたWebClassのコンテンツを利用できます。
  • step 2
    液体ヘリウムの供給は原則として毎週火曜日の午前と定めています。事前申し込み制で、供給を 希望する供給日の前週金曜日までに以下の項目を記載したメールによって供給を申し込んで下さい。 (残量のない室温容器への供給は予冷作業を行うため別日程で実施します)

    メール件名「(供給日 月/日 )(研究室名)ヘリウム供給申込」
    本文:容器の容量、供給時の予定残量、担当者名、連絡先
    宛先:低温室(teion@rfc.uec.ac.jp
  • step 3
    前日の夜までにメールで翌日の供給時刻をお知らせします。
  • step 4
    供給当日は容器を実験室から持ち出す前に液体ヘリウムの残量を計測してから、容器を液化室に 運搬して下さい。供給作業はスタッフと共同して行っていただきます。
  • step 5
    供給を受けた液体ヘリウムの量と回収したガスの量を突き合わせ、回収率に異常がないか日常点検を 行って下さい。ガス0.76 立方メートル = 液体ヘリウム1Lで換算します。
    回収量調査の連絡があったらご対応ください。
  • step 6
    四半期ごとに利用料を集計し、利用者負担金の支払手続きを行います。
学外の方への液体ヘリウム供給は、回収施設の準備や利用契約の取り交わし、
負担金の支払などについて事前協議が必要なので個別に対応します。詳細はお問い合わせ下さい。

利用者負担金について

供給した液体窒素と液体ヘリウムの量に応じて利用料金を負担していただきます。
液体ヘリウム、液体窒素の供給単価は研究設備センターにて決定しています。
支払は原則として学内校費(教育研究費事業経費、インセンティブ経費)からの予算振替により、 四半期ごとに研究設備センター事務局にて支払手続きを行います。
外部資金(科研費、共同研究費・受託研究費・受託事業費、等)を利用する際は事前に事務手続きが必要です。
詳細は別にご案内するお知らせをご確認ください。

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